久賀島の旧五輪教会堂 ~「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の五島市の構成資産

昨年(2016年)、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として提出されている中に入っている、久賀島の旧五輪教会堂に行きました。


ここに行くのには、少々大変で、近くまで車で行き、車から降りて、20分~30分ほど歩きました。

最初、見た教会が意外と新しかったので、驚きましたが、手間にあるのが「五輪教会堂」で、少し行った所に、「旧五輪教会堂」がありました。


新しい「五輪教会堂」(手前)と「旧五輪教会堂」(奥)

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新しい「五輪教会堂」

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「旧五輪教会堂」、古い建物でしたが、中に入ると、静かな落ち着いた気持ちになり、良かったです。決して華やかではないですが、本当に落ち着き、静かな気持ちになれます。


「旧五輪教会堂」

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「旧五輪教会堂」は、明治14年(1881)久賀島浜脇の地に浜脇教会堂として建てられ、昭和6年に現地に移築されたそうです。現存する木造教会堂としては最古の部類に入ると思われるそうです。

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Googleマップ



《補足》申請中の世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」


推薦書(正式版)については、2月1日、ユネスコ世界遺産センターへ提出され、平成30年夏の第42回世界遺産委員会において審議される予定です。

なお、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産には12ありますが、五島列島としては、次の4つあります。


①久賀島(ひさかじま)の集落
②奈留島(なるしま)の江上集落(江上天主堂とその周辺)
③野崎島(のざきじま)の集落跡
④頭ヶ島(かしらがしま)の集落


「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産については、以下に詳しく記載されています。


構成資産の紹介|長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
https://www.pref.nagasaki.jp/s_isan/assets/