九州商船、不正アクセスによりネット予約会員7万4千件の個人情報漏洩(流出)か

2018年1月9日、九州商船株式会社は同社が運営するウェブサイトが何者かのサイバー攻撃を受け、ネット予約会員 約74,000人の個人情報が漏洩した可能性があることを公表しました。


 九州商船からのお知らせ 詳細

 http://www.kyusho.co.jp/news/detail.php?id=107


ネットサービスの個人情報漏洩、最近、本当に多いですね。上記サイトによると、今回、情報漏洩の恐れがある情報は以下。


(1)対象 インターネット予約の会員のお客様

(2)流出の可能性のある人数 九州商船 インターネット予約会員 73,829名

(3)流出の可能性のある情報

 ①氏名/住所/電話番号/生年月日/性別/メールアドレス

 ②インターネット予約の会員ID

 ③インターネット予約のパスワード

※漏洩した個人情報に、クレジットカード情報は含まれていないとのこと。


なお、このような個人情報漏洩があると、問題になるのは、「パスワード」で、他のネットサービスに同じパスワードを使っていると不正アクセスされる危険性が高まるので、もし、同じパスワードを他のネットサービスでも利用していた場合には、他のネットサービスのパスワードを変更する必要があります。


さらに、もう一つ問題になるのは、情報漏洩した「メールアドレス」、これは悪用される危険性が非常に高く、詐欺メールなどの迷惑メールが送られてくる可能性が高くなります。


しばらくは、今回の「九州商船の不正アクセス」で流出したメールアドレスに来たメールは、危険なメールでないかどうか慎重に考える必要がありますね。