春の体調不良は変化が激しいことが原因 対策は「緩み時間」を作ること

春は、なにかと不調になりがちですね。私も娘も、毎年、春は体調が悪いです。


日経Gooday(グッデイ)の記事によると、新芽が一斉に芽吹き出す3月から4月にかけては、「木の芽時」と呼ばれ、昔から精神科医の間では、メンタル状態が悪化する人が増える要注意時期として有名だそうです。


 メンタル不調:春のメンタル不調対策、意識的な「手抜き」で緩み時間を増やす:日経Gooday(グッデイ)
 
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/17/013000009/030500023/?cs=arw_f


何故、春のこの時期、調子が悪いのかと不思議でしたが、この時期の不調は、一言で言うと「変化」だそうです。

外界で何らかの変化が起こると、自律神経系で変化になじもうとしますが、変化が激し過ぎると、自律神経系が対応しきれなくなり、心身に病的症状が発生してしまうそうです。

なお、春先は三寒四温と呼ばれ気温が10度近く変化する日が続き、気圧が不安定になって雨が降る日も多くなり、誰もが自律神経系が疲労しやすい状態にあり、また、春は異動、昇進、入学、卒業など社会的な変化も多いため、体調を壊しやすいとのことです。


上記の日経Gooday(グッデイ)の記事によると、「木の芽時の不調」に対抗するコツは、

「副交感神経を優位にさせる時間を意識的に増やすこと」

だそうで、「緩み時間」を作ることが対策になるそうで、以下を勧めていました。


【「緩み時間」の作り方】


①睡眠時間を普段より多くし、睡眠負債はできるだけ早く返す

②食事時間を普段より長めに!「ながら食事」をしない

③休日は予定を入れず、時間に追われない

④新たな日常活動やルールを増やさない


心身の緊張や疲れを和らげるために、勉強や家事を少々手抜きするといった「緩める変化」が良いそうです。


「緩み時間」の作り方を参考に、我が家での具体的行動を考えてみました。


【我が家での「緩み時間」の作り方】


①早寝を心がけ、睡眠時間を7時間以上とる。
・・・これまでは12時に就寝でしたが、これを1時間早めて11時には就寝することにする。

②食事、特に朝食をタップリ、ゆっくりとる。
・・・少し早めに起きて、朝食をゆっくり食べる。

③休日は、出かけることを少なくし、家でゆっくりする。
・・・日頃、見逃した映画や音楽を楽しむ。

④副交感神経を働かせるため、ゆっくり行動する。